言霊の妙用
- yamato-567
- 2020年6月13日
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日本語では、言延びして誕生した妹神は、スであればウ、サであればア、カであってもアと鳴ります。
それで、ー音霊で申しますと、妺神は母音のみと成り、神の働きの示しの判別がつきません。
それで、私たちの耳には、重ね着が必要となります。
例えば、スイジニの妹神はウイジニですが、二神を、言延び(妺神)で問い詰めますと、スウイ(内霊) ジイ(面霊) ニイ(外令)と、ウイ(外令) ジイ(面霊) ニイ(内霊)と鳴ります。 ここで、私が居なければ、濁音(日抱き音)のジイはチイです。 よって、スイジニの神名を、あくまでも便宜上で簡素化いたしますと、ス(内霊)とチ(面霊)です。 また、ウイジニの神名は、ニ(内霊)、チ(面霊)という事です。 内霊と面霊と、どちらも霊という表現でありますのは、私たちからしますと、息長(生長)していないからです。 八咫烏で申しますと、着地している二本の足(日足)という事です。 ところで、私たちが言葉として聞いていますのは、言令(命、みこと)という事になります。 それは、息長(生長、八咫烏の挙げている足)という事です。 先ほどのスイジニでは、便宜上で簡素化いたしますと、ニ(外令)となり、ウイジニではウ(外令)となります。 あくまでも、便宜上のテクニックで説明申し上げましたが、神名は、ミドルネームが消えているものもあり、別の示し、教えとしてあるものもあり、すべてが言霊に当てはまるわけではありません。 また、便宜上と申しましたように、あくまでも表現(片仮名)の範疇です。 真名は、表現の範疇にはありません。 その事の気づきが、真の言霊の妙用ではないでしょうか。 五輪の母音の木の梅鉢、霊(梅の花の香)令(梅の花の色)相和す、令和の時代をお迎えになる皆さんへの、お祝いで申し上げました。

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