曾祖父が、陸軍大学で爆弾をつくっているちょうどその時に、陛下が、阿蘇山に向けて祈られておられると伝え聞いたそうです。
おそれながら、陛下の崇高な祈りに、戦争を止める事のできない我が身の悲しさに、涙が止まらず、周囲の学友を驚かせたそうです。
その山とはメルの事で、スメル(スメラミコ)とは、親神の山への祈りのままにおわす御心の事です。
ところで、坂本は、黄泉比良坂の麓という事で、山葡萄のつるが、醜女(霊力)の魔法を封印する、現神(アラジン)に成る所という事です。
それは、要するに、母の胎に宿ったという事でもあります。
そして、神伝に出て参ります三つの桃の実の真意は、神の実在の照射、私の実在の反射、私の現れの感応謝(応神)と投げられ(投映され)、母宮(胎)に参(三、熊本ではシャンシャンくぐり→シャングリラ、蘇道)られる事です。
映しきは美しきであり、木花咲耶の命の、生命の木の、宇都志伎の青人草の、三種の神器(桃の実の機能)が宿るという事でもあります。
神の息吹き(米)は、おむすびコロリン(照射)、ころころりん(反射と感応謝)と、三挑の実を三射で映(移)し結び転じて(桃の節句、三月三日の暗示)、私たちが感じている最終的なものとしましては、精神となります。
精神を宿した青人草が人という事です。
そこで、青は、阿烏(八咫烏)で、日の影(日足)であり、そこに神の息吹き(米)が映して宿りますので、精神の字体となります。
写真は、龍宮姫氏(周)の暗示の、阿蘇乙姫の子安河原観音の母体石(石宮)です。
古代では、神功皇后のご安産と、近代では、大正天皇のご降誕時に祈られ、神石が宮中に奉納されたそうです。
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