勇者ライ・エデン

10万年近く前からの、環太平洋にありました連合国家(シア、仮名)は、度重なる津波と侵略により、滅びようとしていました。 更に、度重なる津波の中、人々の住める土地は、高地の極一部となりました。 住む場所がなくなった分、争いは絶えず、それを避けた私たち日本人の祖先は、危険な海岸で住むようになったのです。 何万年と海で暮らしたため、海藻を無毒化する腸の能力を身につけました。 以前、親戚の海苔養殖の手伝いに行っていた時、私と同じように、どんぶりで炊き海苔を食べた韓国の方が、お腹を壊された話をいたしましたが、虫の声を聞き分ける能力と合わせまして、世界人類にとりまして、特殊な能力を日本人は身につけているとも申せます。 また、インドなどで行われる沐浴という宗教的儀式も、鰐や鮫のいる河海へも潜る、日本人(和仁)の暮らしから生まれたものだと思われます。 その二つの能力の内、暘は、10万年の間に培われたものだと思われますが、耳の方は、シアの人たちにあった能力であったように思えます。 暗い森の中での狩猟となりますと、耳が一番の頼りです。 その能力が、宗教的に申しますと、音の響きを、意味あるものと捉える能力であったように思えます。 私たち日本人は、超古代の那日ムスの生き残りであると同時に、更に超古代のシア(仮名)の生き残りだと、口伝されて参りました。 この遺伝子は、人類が生存の危機にある時、再び発現いたします。 その発現も、飛び込む勇気がなければなりませんが。 ライエデン(神成、イナリ)といわれた日本人と同じ名のアニメ、勇者ライディーンの写真は、お借りしています。