弓月の民
- yamato-567
- 2020年6月25日
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ナザレ(那座礼)に注目が集まりましたのは、ナザレには、ユダヤの祭司たちがローマの統治に迎合するなか、刃向かう気概があるものたちがいたからです。
さらにイエスは、祭司の中でも迎合しなかったザカリアに育てられたマリヤの子として、従兄のヨハネと同じように、政治的求心力があったわけです。
イエスの生涯の多くが不明でありますのは、聖書を編纂したローマにとりまして、ローマへの抵抗政治活動は、ローマにとって、最も都合が悪かった事でもあるからです。
そのユダヤ解放の運動家たちが、ローマの兵に捕まり、見せしめの極刑に処せられているのは、想像がつきます。
敵を愛せよどころか、愛していましたら殺されるだけですので、ローマ本国と逆方向の、東国へ逃げるしかありません。
身代わりの術(影武者)などの、忍が使われていたと考えています。
そして、もう追ってこない所、山の中の山に住み着きます。
写真は、実家の蜜柑畑があった弓月の海岸から見た芳三山です。
弓月の人たちは、三(参)という数字が好きです。
また、オリオンの芳三山の内、金峰山は、△おむすび山です。
△イクムスビがある拝ヶ石は、芳三山の中にあります。
また、△イクムスビがある天草の姫戸も、矢岳、白岳、ツワ岳の三岳です。
これは、弓月の人たちの故郷の、天狗利山(白聖霊山)と同じ形です。
そして、△イクムスビは、イナリ(生成)であり天狗利です。
空海が、イナリの使いを白狐にしましたのは、令霊の宇宙は、白神(スクリーン)から現れて(来常して)くるからです。
そして、日本にいる狗として、わかりやすい狐を採用したわけです。
拝ヶ石に湧水の施設(硯ヶ水)を造った空海と、生まれてくる直前、成の名に変えられた坂口の小遣い稼ぎだった弓月の海岸は、生成に深い縁を感じます。
また、坂口が育ったタタラ水は、月夜に獅子(狗利)が浮かび上がります。
因みに、成吉思汗(チンギスハン)の父イエスゲィが、敵の首長に妻を奪われて生まれた子であるのに、敵のタタラの首長の成吉の名をつけて祝福しましたのは、イエスの血を尊敬していたためだと考えています。
古代弓月の民の聖霊の山、ハン・天狗利山の写真はお借りしています。

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