熊本市神園平山遺跡~36000年、この地の人たちが信仰してきたさざれ石
- yamato-567
- 2020年10月9日
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ラグビーのワールドカップで、日本国歌君が代の建国精神が、世界中の話題となっていますね。
ところが、肝心の日本の子供たちは、日本が、世界で最も古い国だという事を知らないのです。
教育の現場では、意図的に、日本の歴史は、隣国に従属したものに改ざんされています。
私たちまで国を繋いでくれた、大恩ある祖先の考え方、片仮名の教えの話など、残念ながら、頭のいかれたものの話として、受け付けられる事はありません。
そのような教育の現場を変革するには、いかようにしたらよろしいのでしょうか。
ところで、皇紀2679年の今年、皇紀元年に戻りますと、見上げた北天の夜空には、鶴(北斗七星)と亀(北極星)の二つの天神が輝いていました。
キ(亀)とミ(巳、鶴)の代です。
その口伝を受け継いできた木地師(山から木を切り出し雉馬に乗せてくる人、木の彫り物師)の歌が、古今集第七の歌となって、後に国歌となります。
当時の人たち(私たちの祖先)が、星を読む学問を持っていた事がうかがえます。
この星を読む学問と木を切り出し加工する技術が、九州が、火山活動により未曽有の危機にある時、世界の海へ出る後押しになったのです。
ですから、世界へ出て文明を広め、戻ってきた祖先に誇りを持ち、祖先の願いや教えを後代に繋ぐ事は、私たち世代の急務です。
写真は、拝ヶ石巨石群の天神(柄杓星)です。
日本建国よりさらに古いものと推察されますが、すでに、星座としての認識(つなぎの線)があります。
麓の岩戸山が、古今の歌の修行の場であった事も、私たちの祖先が、長きに渡って文明を継承してきた事がうかがえます。
岩戸山で記された五輪書が命名となった、五輪の東京開催まで、私たちは、祖先が渡っていた世界各地の国々の人たちに、日本を伝える事ができるのでしょうか。
もう一つの写真は、36000年前頃から住み始めた人たちが、阿蘇の大噴火などにより、何度もこの地を離れざるを得なくなりながら、またこの地に戻ってきた遺跡が残る、神園(こうぞの、運動公園の裏山)の不思議岩です。
さざれ石が、天然で固まり岩となっています。

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