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日本最後の旗艦

  • yamato-567
  • 2020年10月4日
  • 読了時間: 2分

七年程前に除籍(退役)となった護衛艦さわかぜですが、通信技術、コンピューター技術の発達と共に、護衛艦隊に旗艦を置くという必要性も、さわかぜで最後になったのかも知れません。

ただ、その進歩が最善であるかどうかは、直接的実戦を経ていませんので解かりません。

エンジンとしましては、旧式の蒸気の最後であり、ミサイル装備としましては、対空、対艦、対潜ミサイルの、最新の能力を持っていた、当時の世界最強クラスの艦でした。

旧式の蒸気は維持が大変でありますけれど、ガス排気による追尾の的になりにくいステルス性があり、維持には向かなくとも、実戦には向いていたのです。

インド洋などの作戦では活躍したそうですが、日本近海や日本上空で敵ミサイルを撃ち落とすのではなく、敵深く侵入して、敵の近くでミサイルを撃ち落とす、まさに日本の楯となれる艦でした。

局所対応の近代戦には、多くの艦は必要なかったのかも知れませんが、近隣の北朝鮮やロシア、中国の物量を前に、どれだけの対応ができるのでしょう。

また、合理化という一本の指揮命令系で、全面対処できるのでしょうか。

さわかぜに続いてきた艦もすでに除籍(他国に譲られる場合もあり退役ではない場合もあります)になっており、中国との尖閣諸島での暴発の可能性なども考えますと、しばらく艦の除籍はせず、省庁の縦割りを超えて、陸上自衛隊の人員を、警察などとの連携で補い、海上自衛隊や海上保安庁に配置転換できないものかと考えます。

それもAIの時代を見据えての、日本存続のための、全力を傾けた、最後の用心です。

第一撃で日本の命運がかかる、ミサイル管制で乗艦しておりました、私の懐かしき故郷でもあります、さわかぜの写真は、お借りしています。


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