天を目指すものが、地の収穫を得ようとする事が世の混乱
- yamato-567
- 2020年6月21日
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日本人は、なぜ、姫(一くくり)を比売と表記しているのか、の問に試みてみます。
古代エジプトのラムセス王などの玄室壁画などにも描かれる北極星ツワン。
北極星は、当時は龍座で、今は小熊座ですが、宇宙に恵みの水をもたらす芳位の神(雨宮、アメノ、アメン、アーメン)である水瓶(真那瀬、マナセ△▽○△▽□)である事に変わりはありません。
海人である日本人にとりましては、操舵(蛇)の指針は星であり、北極星は大陸間航行のための、重要な星でした。
そして、北は亀蛇であり、北を基(亀)点として、太陽(ヒ)は東南西に昇り下りする比売(姫)の鏡となります。
売るものと買うものは、相対で成り立ちます。
日売り(昇り)の天と、日受け(沈み)の大地も、どちらか一方では生命は成り立ちません。
大地からの収穫を頂くものが、同じように、太陽から作物を収穫する事はできません。
今の世界の政治は、いただくものの大地が、売るものの太陽になろうとして、権威を強奪して、天から収穫しようとしているから混乱があるのです。
また、収穫をしてはいけない権威者(天)が、利(収穫)を得ようとしていますから、政り事への不満は絶えません。
それで、比売とは、売るだけで買わない、今の言葉に近い言葉で申しますならば、与えるけれど欲しない、日受けのものの喜びも我が事(一くくり、姫)として、というのが比売の役目なのです。
比売を日族と申し、天日であるので、天孫族と申してきました。
いつも載せております、天草の姫戸のツワ岳も、比売の真釣り合わせをしていた所です。
写真は、拝ヶ石巨石群の、星座が刻まれた巨石です。

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