バガボンドは、放浪者、さすらう者という意味合いがありますが、バガ(真我)である神と、ボンド(凡人、個我)が裏表しているのが人という事です。
ところで、皆さま方は、神側は正義で道徳的だと認識なさるのでしょうが、真我(内裏)には、誰彼の事情や道徳、正義や悪など、全く関係ありません。
むしろ、ここまでが神側で正義だという取り分に、真我を当てる事はできません。
しかしながら、人は、そのような摂理もお構いなしに、個我の取り分を主張し争い、自らの憎しみを自らに自作自演して、苦しみ滅びます。
しかしながら、注意深いものは、その波が去った後のクシナダ(櫛田)の、波の跡形が残った海、決して滅ぶ事のない海を知るのです。
そのクシナダが導き手です。
写真は、相撲(古代はす舞い)の、寄せては返す不知火型を示す、宇土の不知火海の櫛田と、坂口が生まれた岩戸山(宇土の宮の裏)で修業をした、宮本武蔵の漫画のバガボンドです。
それにしましても、宇土の正代関の不知火型を見てみたいですね。
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