権門かみに奢れどもyamato-5672020年10月21日読了時間: 1分おかみ(天皇)の権威さえも恐れず、奢れる権門者たちは、なぜ権門を目指してきたのかは、自らや自らの家族仲間の、死の確率を減らすためです。 逆に、権門者にはほど遠い、財や権力がなければ、死ぬ確率は高まるのでしょう。 ところで、生きてさえいれば、永遠の命というテーマに挑戦できるわけですが、皮肉な事に、それは、死をみつめねばなりません。 権門にしがみつく臆病者に、悟りようがないのです。 おかみは、そのしがみつく権門者のための、権力をお返しできる唯一の権威者でもあられるのです。 なぜなら、おそれながら、生と死を真釣り合わせてみつめておられる、祭祀者であられるからです。
Comments